- 投稿日:2008-04-17
- 最終更新日:2008-04-17
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ジョー・プライス氏は、伊藤若冲再評価のきっかけを作ったアメリカ人として知られています。
「若冲をよみがえらせたアメリカ人」「若冲になったアメリカ人」と称されています。
私が伊藤若冲の本を図書館で見たのも、この流れのお陰だったかもしれません。
伊藤若冲の絵・意匠にとても惹かれました。
プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展は見れませんでしたが、昨年、伊藤若冲の作品を少し見ることが出来ました。
想像通りというか、本で見ていた以上に、美しく迫力のあるものでした。
そのきっかけを作ってくれた彼に感謝です。
そのジョー・プライス氏のインタビュー記事が先日の新聞に載っていました。
その記事の中で印象に残った文章を引用します。
「私のコレクションが日本各地を回って展示された時、九州で十二歳の女の子がカタログを持って、私のサインを求めてきた。『若冲が好き』という。『なぜ』と聞くと、『時代を超えているから』。その時、突然、なぜ自分が若冲だけでなく、江戸のすべてに魅せられたか、始めてわかった」
「桂離宮を見てごらんなさい。時代はあるか。二千年前のようでもあり、千年後でもある。時代がない。それが私にとっての江戸美術の意味だ」
「まるで短距離走の記録が百分の一秒ずつ伸びていくようだ。新しい走法などない。ほんの少しずつ記録を破っていく。それが日本の芸術だ。進化していく芸術だ」
「日本の車やカメラは、そのようにして米国やドイツを追い抜いていった。これも進化の芸術だ。もはや競争相手はいないように思える。ただ、いまの日本の企業人には欧米化した人が多い。江戸の思想を意識して学んだきただろうか。ちょっと心配だ。むしろ日本でビジネスをする米国人の方に、そうした関心が強い」
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